第11回ゼミ 「日本の政党政治と選挙」 (2009/01/07)

▽授業概要

自民党政治の推移を追いながら、選挙制度改革が政党政治にもたらす影響について考察した。

▼課題文献

菅原琢「自民党政治自壊の構造と過程」御厨貴編『検証・日本政治の変貌—混迷と改革への90年代以後』(勁草書房, 2009年, 未定稿)

▼文献要約

未定稿であるという事情により割愛

▼質疑応答例

Q. 「一本釣り」とはどういう戦略か?

A. 新進党議員を散発的に離党させる戦略。

▼全体討議

主に自民党の派閥の機能に関して話し合い、派閥が機能しなかったらどうなるか、というテーマでブレインストーミングを行った。その結果、派閥は消滅こそしないものの、自民党の今のシステムは根底から見直しを迫られる、という意見が大勢を占めた。

▼今日の授業

北海道から大学見学にやって来た高校生を交えてのゼミ。かえって大学生の方が焦っていたように感じる。しかし、その中でも、高校生の質問に対して周囲の期待を遥かに上回る説明をした北原の存在感が光った。ゼミ終了後、菅原ゼミ生は残ってExcel講習会を行った。(小室)